近江神宮は、667年に天智天皇によって遷都された大津宮の跡地に、皇紀2600年を記念して昭和15年に創建されました。
ご祭神として祀られている天智天皇は大化の改新を実行し激動の人生を歩み、運命開拓のご利益があるといわれています。
境内には有形文化財に指定されている建物も多いパワースポットです。
目次
近江神宮のご祭神
主祭神:天智天皇天命開別大神(別名)
ご利益としては、所願成就、開運招福、立身出世、勝負運、強運などがあります。
近江神宮がかるたの聖地である理由
近江神宮のご祭神である天智天皇の詠んだ次の歌が広く世に知られています。
「秋の田の かりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ」
「小倉百人一首」の第1首目の歌を詠んだ天智天皇にちなみ、競技かるたのチャンピオンを決める大会が、ここ近江神宮で毎年開催されています。
映画「ちはやふる」にも登場し、全国的に有名になりました。」
このことから「かるたの聖地」と呼ばれています。
時の記念日は近江神宮に由来
天智天皇は日本で初めて漏刻(ろうこく:水時計)をつくったことから時計の始祖として知られ、境内には時計館宝物館が設置され、漏刻や日時計なども設けられています。
漏刻とは水時計のことで、天智天皇が671年に初めて近江大津宮に設けました。
大正9年に制定された時の記念日は、そのご神徳を後世に伝え、正しい時間の観念の普及を促すものです。
6月10日は近江神宮に於いて漏刻祭が盛大に執り行われます。
他にも境内には時計が展示されています。
▲日時計です。
▲中国の火時計です。
時計館宝物館内もあり、今ではあまり見かけないアンティークの時計が数多く展示されています。
近江神宮の句碑
天智天皇の歌碑が設置されています、その他には柿本人麻呂や芭蕉などの歌碑、句碑もあります。
近江神宮 勧学館
近江神宮の境内にあります「近江勧学館」競技かるた の名人位・クィーン位決定戦は「浦安の間」で行われています。
かるたの聖地 の中の聖地です。
百人一首が書かれた〈取り札・読み札〉から1枚を引く「カルタくじ」が人気です。
競技かるた で使用する札を加工してあり、そのままキーホルダーとして持ち帰ることが出来ます。
「当たり」や「はずれ」はないのですが、好きな歌や歌人を狙い何度も引きたくなるかもしれません。
取り札・読み札 各300円
近江神宮のアクセス
所在地:滋賀県大津市神宮町1-1
TEL:077-522-3725
公式HP:http://oumijingu.org/
【電車でのアクセス】
湖西線「大津京駅」乗り換え、京阪石山坂本線「京阪大津京駅」から「近江神宮前駅」下車、徒歩7分
JR「大津京」駅から徒歩20分
【車でのアクセス】
名神京都東ICから10分
料金:時計館宝物館入館料 300円
※9時30分~16時30分 祝日以外の月曜日休館
駐車場:普通車150台・大型車数台
近江神宮の駐車場
駐車場は入り口すぐの場所、または近江神宮参拝者用の駐車場が無料で利用できます。
近江神宮マルシェでハンドメイド
毎月第3土曜・日曜日に手作りマルシェが行われます。
雨天中止ですが、その場合はHPに発表されます。
マルシェHP:http://www.marches.sobile.co.jp/holding-oumi.html
マルシェ開催時間:9:00~16:00
デザイン会社ソバイルの下村さんが始めた手作り市。
最初は商業施設で開催していたのですが、地元で愛され親しまれている場所のほうが手作り市にふさわしいのでは、と近江神宮での開催を決めたそうです。
近江神宮は犬の散歩もできる
近江神宮は犬を散歩させている人も多く見られます。
犬を連れてマルシェで楽しむのはいい休日の過ごし方ですね。
近江神宮ご参拝のまとめ
昭和に入ってから創建された神社で、きれいなお社でした。
ご参拝した後に風が吹き渡り、とても清々しかったです。
静かで穏やかな気持ちになりました。
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