伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)と伊勢神宮との不思議な関係【淡路島】

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は、淡路島の日本最古と言われている神社です。

地元では、一宮であることから「いっくさん」と呼ばれ親しまれています。

パワースポットとして訪れる方も多くいらっしゃいます。

私も今回は、徳島県から淡路島をめぐる旅行を計画して、ご参拝することができました。

これからご参拝するという方はアクセス情報など参考にしてみて下さいね。

この伊弉諾神宮は、伊勢神宮と不思議な位置関係にあります。

それを発見したのが伊弉諾神宮の本名宮司なんです。

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)本名宮司の著書

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の本名宮司は、「改訂 淡路学読本」(平成26年3月発行)を出版しています。

淡路島の歴史や文化についてまとめたもので、県立洲本実業高校で講演をするなど、教育にも力を入れています。

地元の方からも尊敬されている宮司さんで、私が行った時にはいらっしゃいませんでしたが、お守りの横に書籍が並べられていました。

淡路島の歴史について知ることのできる貴重な一冊ですね。

伊弉諾神宮と伊勢神宮

境内にある「陽のみちしるべ」と記された石碑によると、春分、秋分の日の太陽が通過する北緯34度27分23秒の緯度線に伊勢神宮があります。

これは、伊勢神宮との縁を感じていた本名宮司が、設計や測量を行っている会社に正確な位置関係の計測を依頼してわかった事実です。

太陽の運行表

境内には、本名宮司の発見した伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)を中心とした、太陽の運行図が書かれた石碑があります。

有名な神社が、伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)を中心にして、まるで計算されたように配置されているのがすごいんです。

「夏至の日」と「冬至の日」それぞれの日の出と日の入りの方角には、次の神社があります。

【夏至の日】
日の出の方角→諏訪大社
日の入りの方角→出雲大社

【冬至の日】
日の出の方角→熊野那智大社
日の入りの方角→高千穂神社

地図で確認すると、驚くほど正確で、日本の神秘を感じます。

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の御祭神

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)のご祭神は、伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)と伊弉冉大神(いざなみのおおかみ)です。

日本神話の国生みに登場する二柱の神様です。

神代七代の最後に登場する神様で、日本という国を作られました。

最初に作られたのが淡路島です。

その後、四国、隠岐、吸収、壱岐、対馬、佐渡、本州が作られました。

伊弉諾神宮 ご利益

ご夫婦の神様ですので縁結びはもとより、国を生んだということで、安産、子授けなど、いろいろなご利益があります。

転職や結婚など、人生の転機にご参拝したい神社です。

  • 心願成就
  • 厄除開運
  • 縁結び
  • 子授け
  • 安産
  • 夫婦円満
  • 病気平癒

伊弉諾神宮のお守りの種類

夫婦御守や、縁結御守など、たくさんの種類のお守りがあります。

身につけていることでご利益がいただけますので、これというものを授けていただきましょう。

 

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の境内の様子

交差点に面して、大きな鳥居が建っていて、右手には「伊弉諾神官」と刻まれた社号標がたっています。

鳥居をくぐり、100mほどの参道を歩くと、境内の鳥居があって、その奥に、石橋と表神門があります。

表神門をくぐると、広い境内に人がたくさんいました。

中央に社殿、左手に社務所、右手には夫婦大楠がありました。

拝殿の後方に、幣殿中門があり、大きな本殿がありました。

本殿・拝殿

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の見どころは、本殿と拝殿です。

幽宮(かくりのみや)を構えて伊弉諾命(いざなぎのみこと)が、余生を過ごされた場所です。

そのパワーを感じましょう。本殿は檜皮葺流造八坪です。

夫婦大楠(めおとおおくす)

拝殿の横にある夫婦大楠(めおとおおくす)は、樹齢900年以上の大木です。

兵庫県の天然記念物にも指定されています。

1つの根元から2本の楠が伸びている様子は、二柱の神が宿っているようです。

この御神木には縁結びの他に、子授け・安産・夫婦円満などのご利益があるといわれています。

放生(ほうじょう)の神池

放生(ほうじょう)の神池では、古くから、健康長寿や病気平癒を願って神事が行われていました。

放生神事(ほうじょうしんじ)といって、病気平癒のために魚や鳥を放して祈る神事です。

現在も、鯉や亀を放つという信仰が残っているそうです。

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の年間行事

私が行ったのは特に行事もない普通の日でした。

でも、伊弉諾神宮には下記のような年間行事が行われています。

  • 例祭4月22日
  • 特殊神事として正月一五日 粥占祭
  • 6月1日御田植祭
  • 七月半ば頃には除虫祭等

いざなぎ神宮 初詣

伊弉諾いざなぎ神宮の参拝時間は、24時間参拝可能です。

初詣には、約1万5千人に参拝者が訪れるそうです。

元旦の朝から夕方にかけては、津名一宮インターから、県道88号線の伊弉諾神社までは大渋滞になります。

たこせんべいの里の裏道を通ると混雑は少なく、県道88号線を通るより早く到着ができるようです。

駐車場は、お正月期間は臨時駐車場が設けられ、一宮中学校や、個人のお宅の駐車場も看板を掲げています。

屋台もたくさん出ていて、「池田のピンス焼き」も有名だそうです。

地元の方はベビーカステラのことをピンス焼きと呼んでいて、中身が半熟なところが特徴です。

これは、淡路島に嫁いだ友達が教えてくれました。

伊弉諾神宮 結婚式

伊弉諾神宮では、結婚式の源である「古事記」にならって伝統的な婚姻の儀式を執り行います。

淡路島に嫁いだ私の友達も、伊弉諾神宮で結婚式をあげたと聞いています。

家族挙式だったので、呼ばれてはいませんが、きっと厳かな結婚式だっただろうと思います。

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の詳細情報

所在地:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740

電話番号:0799-80-5001

公式HP:https://izanagi-jingu.jp/

いざなぎ神社 時間

ご参拝は24時間参拝可能ですが、授与所は10:00~16:00です。

御朱印もその時間にいただけます。

いざなぎ神宮 バス

JR神戸線「舞子駅」から本四海峡バスに乗り、「伊弉諾神宮前バス停」で下車徒歩4分です。

2018年(平成30年)4月1日より、伊弉諾神宮前に高速バスが停車するようになりました。

運行状況については、事前に確認して下さい。

車でのアクセス

津名一宮インターより 約5分です。

私は旅行も兼ねていたので、淡路島の道中も楽しみたくて、高速ではなく、下道で伊弉諾神宮を目指しました。

伊弉諾神宮 駐車場

無料駐車場があります。第一駐車場、第2駐車場もありますので、普段であればそんなに混雑なく駐車することができます。

伊弉諾神宮ご参拝のまとめ

ずっと行きたかった伊弉諾神宮に行くことができました。

ゆっくり過ごせて、とてもいいご参拝でした。

団体で来ていた方も多く、やはり淡路島に来たらここに寄るんだな、と思いました。

でも、雨が降っていたのであまり観光スポットも見つけることができず、たこせんべいの里でおみやげなどを買って、淡路島夢舞台で、奇跡の星植物館に行って帰りました。

玉ねぎも買って帰りましたが、甘くて大満足。

あと、徳島も近いので、芋けんぴや焼き芋もいたるところで売っていて、とてもおいしかったです。

 

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