藤ケ崎龍神【滋賀県近江八幡市】琵琶湖の龍神様を感じるパワースポット

滋賀県近江八幡市に、藤ヶ崎龍神という神社があります。

小さな神社ですが、日本一大きな湖である琵琶湖の龍神様をお祀りしている神社です。

知る人ぞ知るパワースポットで、波の音を聞きながら静かにご参拝ができ、琵琶湖の龍神様を感じることができます。

遠方から訪れる人も多く、ネットでも注目が集まっています。

この藤ヶ崎龍神にご参拝をしてきました。

琵琶湖の龍神伝説についてもまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

藤ケ崎龍神へのアクセス

所在地:滋賀県近江八幡市牧町

番地もなく、お電話番号もありません。

近江八幡から湖岸道路(559号線)に出て南下するルートですと、右側にわき道がありますので、右折します。

近江八幡駅からですと、車で約20分ほどの距離です。

藤ケ崎龍神の駐車場

わき道を進むと、ジェットスキーをしている人たちが車を停めているスペースがありますが、まださらに先へ進みます。

看板を超えると数台分の駐車スペースが見えてきますので、そこに車を停めます。

車を停めて少し歩くと、お社が見えてきます。

藤ケ崎龍神様へのご参拝

琵琶湖に面しているお社

まず琵琶湖に面しているお社にご参拝させていただきました。

手水舎がないので、ペットボトルのお水を持参して手を清めましょう。

琵琶湖の龍神様にご参拝できるこの場所で、祝詞をあげさせていただきました。

山側にあるお社

岩の割れ目の奥にお社があります。

岩穴というか、洞窟の入り口にはカラスよけの金網がかかっていました。

金網には、次のように書かれていました。

「内宮ご参拝なさる方へ

此の金網はカラス帽子です。

ご参拝の折は金網をどけて

中に入って礼拝出来ます。

宮守」

ここが内宮であるなら、琵琶湖に面したお社は外宮なのでしょうか。

中に入ってご参拝することもできたのですが、近寄りがたい雰囲気でしたので、そのままご参拝をさせていただきました。

厳かで神聖な場所であることを感じました。

藤ケ崎龍神の御祭神

藤ケ崎龍神様の鳥居をくぐったところにある灯籠には、「妙得龍神」「竜宮城」と書いてありました。

妙得龍神とは、素晴らしい龍神様といった意味でしょうか。

竜宮城というのは、洞窟が龍宮への通路となっていることもあるそうです。

龍宮(りゅうぐう、竜宮とも書く)または竜宮城(りゅうぐうじょう)、水晶宮(すいしょうきゅう)、水府(すいふ)は、中国や日本各所に伝わる海神にまつわる伝説に登場する海神の宮。日本風のよみをして龍の宮(たつのみや)、龍の都(たつのみやこ)、海宮(わたつみのみや)などとも呼ばれる。

日本各地の昔話に登場するが、湖沼や川、洞窟が龍宮への通路となっているものも存在しており、伝承地は必ずしも臨海部であるとは限らない。

出典:ウィキペディア

ここはまさに龍宮に通じる通路なのかもしれません。

琵琶湖龍神伝説

「龍王ト龍神ナトハ夫婦ニテ」と刻まれた、石碑がありました。

この近くに竜王という地名もありますが、やはりこの辺り一帯は龍神様に関係しているのでしょう。

後半の文字は、百足退治伝説でも有名な『俵藤太(たわらのとうた)』のことだと思われます。(俵藤太は『藤原秀郷』という名でした)

藤原 秀郷(ふじわら の ひでさと)は、平安時代中期の貴族、豪族、武将。下野大掾・藤原村雄の子。

室町時代に「俵藤太絵巻」が完成し、近江三上山の百足退治の伝説で有名。もとは下野掾であったが、平将門追討の功により従四位下に昇り、下野・武蔵二ヶ国の国司と鎮守府将軍に叙せられ、勢力を拡大。死後、正二位を追贈された。源氏・平氏と並ぶ武家の棟梁として多くの家系を輩出した。

出典:ウィキペディア

百足は龍神の天敵と言われています。俵藤太(たわらのとうた)は、龍神の要請により百足退治をしました。

彼が琵琶(びわ)湖の勢多(せた)の唐橋(からはし)を渡る際に、橋下に住む竜神の要請をいれて、三上山(もしくは比良(ひら)山)から襲来する百足を退治した、という伝えである。彼はその功により釣鐘、刀、鎧(よろい)などを贈られたといわれ、また山海の珍味の尽きぬ鍋(なべ)と、織っても尽きぬ絹、食べても尽きぬ米俵(俵の名の由来というが、本来は田原庄(しょう)の庄園名から)なども与えられたという。この伝説は『太平記』巻15にみえ、『俵藤太物語』でさらに発展し、謡曲『百足』にもなっている。

出典:コトバンク

龍神をお祀りする藤ヶ崎神社に設置されている石碑に俵藤太(たわらのとうた)の名があるのは、この藤ヶ崎龍神が百足退治を要請したのでしょうか。

藤ケ崎龍神のご利益

龍神様とご縁を結べば、運気が上昇したり、物事の流れが早くなったり、直感力が高まったりします。

でも、そういったことは考えずに、ただただ感謝の念をお伝えするのがいいと思います。

そして、やるべきことを目標に向かって一生懸命にやり続けていれば、思いもかけない劇的な変化が訪れるかもしれません。

そうしたら、またお礼参りに行きましょう。

藤ケ崎龍神ご参拝のまとめ

龍神様が琵琶湖で穏やかに、悠々と過ごしていらっしゃるのがイメージできる藤ケ崎龍神。

琵琶湖の寄せては返す波の音を聞きながら、ゆっくりとした気持ちになれました。

龍神様は別次元を生きるエネルギーですが、お互いに影響を与え合っています。

琵琶湖の龍神様とご縁を結び、共栄共存していけるよう、またご参拝したいと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です