日吉大社は比叡山麓のパワースポット|ご利益とご祭神【魔が去る真猿】

日吉大社は全国の「日吉神社」「日枝神社」「山王神社」の総本宮で、日吉大社の神様の御霊を分霊した「分霊社」は全国に約3800あります。

約13万坪もの広大な境内に東本宮本殿、西本宮本殿など多くの社殿があり、厄除けのパワースポットとして有名です。

今回は坂本にある日吉大社にご参拝してきました。

まずは日吉大社の公式サイトをチェックしてみましょう↓

http://hiyoshitaisha.jp/

日吉大社のご祭神とご利益

【本宮】
西本宮:大己貴神 (おおなむちのかみ)
東本宮:大山咋神 (おおやまくいのかみ)

【5摂社】
宇佐宮:田心姫神 (たごりひめのかみ)
牛尾宮:大山咋神荒魂 (おおやまくいのかみのあらみたま)
白山宮:菊理姫神 (くくりひめのかみ)
樹下宮:鴨玉依姫神 (かもたまよりひめのかみ)
三宮宮:鴨玉依姫神荒魂 (かもたまよりひめのかみのあらみたま)

【ご利益】

方除け・厄除け・縁結び・家内安全・夫婦和合・商売繁盛等

平安京遷都の時に、京都からみて表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として神様をお祀りしています。

ですから、方除け・厄除けで有名なんですね。

神猿(まさる)について

「魔が去る」、「勝る」に通じるとして、「神猿(まさる)」は大変縁起がいい猿だとされています。

境内にある「神猿舎(まさるしゃ)」では本物の猿が飼われていて、大切に扱われています。

おみくじやお守りとしてお受けするといいでしょう。

日吉大社のお名前の由来

比叡山が「日枝(ひえ)の山」といわれていた頃、日吉大社は「日枝大社(ひえたいしゃ)」と呼ばれていました。

その後縁起が良いということから「日吉大社」と称するようになりました。

「山王」という名前は「山王信仰」の日吉の神様の別名で、天台宗・比叡山延暦寺の守護神をあらわしています。

「日吉神社」「日枝神社」「山王神社」は名前は異なりますが、日吉大社から分霊・勧請された神社で同じものと考えて差し支えないでしょう。

日吉大社の年間行事

山王祭

4月12日~4月15日

故国三大祭にも数えられるお祭りです。

大山咋神と妃神 鴨玉依姫神の結婚、出産、御子神誕生の儀式です。

また西本宮の大己貴神(おおなむじのかみ)は天智天皇が大津京遷都の際に奈良からお招きした神様ですが、お越しの際には琵琶湖を渡ってこられたそうです。

みたらし祭

7月28日

「みたらし祭」では、知らないうちに背おってしまった罪やけがれを祓い、健やかな心身で穏やかに過ごせるように祈る儀式です。

「ちの輪守」や「みたらし団子守」などが、みたらし祭りにちなんだお守りです。

もみじ祭

11月1日~11月30日

秋には紅葉が美しいので有名な日吉大社ですが、蒸気の日程で「もみじ祭り」が開催されます。

境内には3000本のもみじやカエデの木があり、ライトアップも行われます。

この時期は駐車場は有料(500円)となります。

日吉大社境内の入園料と所要時間

入園料

日吉大社は拝観料が一人300円かかります。

入園協賛料という形ですね。

国宝2棟、重要文化財17棟を含む多くの文化財の維持・管理のため維持のためということですが、お寺と違って拝観料がかかる神社は珍しいですね。

山王鳥居のところでパンフレットもいただいて、ご参拝に向かいました。

そのためかはわかりませんが、ご参拝の方も少なかった気がしました。

神社というと地元の人もよく訪れているイメージですが、他には人もいなかったので、静かにご参拝できました。

所要時間

ご参拝にかかる所要時間は30分から1時間ほどでしょうか。

奥宮は歩いて往復1時間ほどかかるそうですので、奥宮まで行くなら1時間30分から2時間はみておいた方がいいでしょう。

次回は奥宮までご参拝したいと思います。

日吉大社境内の境内の様子

日吉大社の境内は広く、鳥居をくぐってすぐのところに境内図があります。

まずは山王鳥居をくぐってつきあたりの手水舎で手と口を清め、西本宮からご参拝しましょう。

山王鳥居

入口の鳥居をくぐってまっすぐいくと、笠木の上に三角の装飾がある山王鳥居が見えてきます。

珍しい形ですが、東京の日枝神社にも同じ形の鳥居があります。

西本宮

山王鳥居をくぐると、「神猿舎(まさるしゃ)」「白山宮(しらやまぐう)」「宇佐宮(うさぐう)」の横を通り「西本宮楼門」へ到着します。

そこに手水舎がありますので、手と口を清めましょう。

「西本宮楼門」の軒下には、魔除けの「神猿(まさる)」さんがいるので、ぜひ探してみましょう。

西本宮でご参拝をして、授与所でおみくじをいただきました。

ふくらすずめもここでお受けすることができます。

東本宮

東本宮桜門を通ると、国宝の「東本宮拝殿」があります。

左には重要文化財で摂社の「樹下宮(じゅげぐう)本殿」、右が「樹下宮拝殿」があります。

金大巌・三宮・牛尾宮

山頂には、「三宮宮(さんのみやぐう)」「牛尾宮(うしおぐう)」と「金大巌(こがねのおおいわ)」が祀られています。

「金大巌」は日吉大社の始まりの地ともいわれていますが、往復1時間はかかりますので、登る際は登山用の靴で、最初から登るつもりでご参拝しましょう。

日吉大社のふくらすずめは安藤さくらさんの縁起物!

安藤さくらさん主演の朝ドラの「まんぷく」の主題歌映像は、海は淡路島、森は日吉大社で撮影されています。

その時に買い求めた日吉大社の福楽寿寿米(ふくらすずめ)の土鈴を鳴らして、撮影当日にご挨拶をされたそうです。

このエネルギー溢れる森での撮影だから、安藤さくらさんの若々しく元気な映像が撮れたのかもしれません。

 

日吉大社の基本情報

所在地:滋賀県大津市坂本5丁目1-1

電話番号:077-578-0009

入園協賛料:大人300円 子供150円

電車でのアクセス

京阪坂本駅から歩いて約10分です。

JR比叡坂本駅からだと歩いて約15分です。

昔ながらの静かなエリアなので、のんびり歩くのもオススメです。

車でのアクセス

北からの場合

湖西道路坂本北IC下車、交差点右折で道なりです。

国道161号線からは下阪本6丁目交差点を右折、道なりです。

南からの場合

湖西道路(西大津バイパス)ご利用の際は滋賀里ランプ下車、交差点左折で道なりです。

国道161号線からは下阪本6丁目交差点を左折します。

日吉大社の駐車場

50台駐車できる無料駐車場があります。

受付があるので駐車料金がかかるのかと思いましたが、駐車料金は無料です。

ただし、もみじ祭りの時は有料(500円)となります。

満車の場合は、大宮川観光駐車場(無料)に停めましょう。

狭いので、大型バスは境内駐車場には停められません。

満車の時は、少し歩きますが近隣の「大宮川観光駐車場」にも停められます。

日吉大社の周辺情報

鶴喜そば

どっしりした店構えです。

朝10時から開店しているので、おそばをいただきました。

とてもおいしかったので、オススメです。

所在地: 〒520-0113 滋賀県大津市坂本4丁目11−40

電話: 077-578-0002

隣に7台停められる駐車場がありますが、軽自動車用です。専用駐車場には14台停められます。また、近くに坂本観光案内の駐車場があります。

旧竹林庭園

延暦寺の僧侶が高齢になってから住む里坊で、庭園のな眺めが美しく、心落ち着くひと時が過ごせます。

庭も歩くことができ、暖かい季節にはいいでしょう。

入園料は大人320円、小学生は160円です。

日吉大社の隣にありますので、帰りに寄ってみるのがオススメです。

公式サイトはこちらです↓

http://kyuchikuriin.web.fc2.com/

日吉大社ご参拝のまとめ

日吉大社境内は工事中だったのですが、やはり山の中の神社だけあって、厳かな雰囲気でした。

西本宮からご参拝すると、それぞれのお社に狛犬様が鎮座しているのですが、その目が光を放ち、独特でした。

今回は奥宮へは行くことができませんでしたが、次回はご参拝したいと思います。

ご参拝の後に食べたお蕎麦もおいしく、満足でした。

このご参拝の後、ピエリ守山に行ったのですが、混んでいる駐車場でスーッと駐車できましたし、ずっと欲しかった靴も見つかり、いいことずくめでした。

この時買った宝くじも当選していました。

神社参拝の後に物事がスムーズにいくと、神様に「来てくれてありがとう」と言われている気がします。

いろいろ神社参拝をしていると、神社によってそれぞれの雰囲気は全く違いますが、今回は日吉大社のエネルギーを感じるご参拝でした。

 

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