知花茜（チバナアカネ）のfacebook｜オーストラリアから19匹のトカゲを密輸

（文春オンラインより引用）

2019年4月にメルボルンの空港で、日本人女性の知花茜（チバナアカネ）容疑者が、オーストラリアからトカゲを違法に輸出しようとしたところ、現地の国境軍に逮捕されました。

豪固有のトカゲ19匹をスーツケースに隠し持って日本へ出発しようとして逮捕された知花茜（チバナアカネ）容疑者。

メルボルンの簡易裁判所で7月5日に知花茜容疑者に関するCommittal Mentionが行われました。

この知花茜（チバナアカネ）容疑者は、どんな経歴の持ち主なのでしょう？

Facebookや勤務先、年齢、出身地、これからどうなるのかをチェックしました。

知花茜（チバナアカネ）容疑者は沖縄県出身

知花茜（チバナアカネ）容疑者は、年齢は27歳で、沖縄県石垣島の出身です。

知花茜（チバナアカネ）容疑者は、Facebookに自撮りや私生活を投稿していました。

その情報によると、石垣島から愛媛、東京に移住したようです。

知花茜（チバナアカネ）容疑者の勤務先は？

知花茜（チバナアカネ）容疑者は、東京都渋谷区にある株式会社すこやカンパニーに勤務していました。

すこやかカンパニーというのは、ナチュラル エッセンスというサロンを運営している会社です。

・リラクゼーションマッサージやエステサロンの経営
・飲食店の経営やケータリング事業
・健康に関するスクールやセミナー事業
・インターネット広告代理店、コンテンツ開発

ただ、資金調達を名目に、チケットや家電を購入させて換金する貸金業も行っていたという情報も入ってきました。

知花茜（チバナアカネ）容疑者を知る人は、「素直な良い娘でした。」と言っています。

ただ、密輸は犯罪です。

誰かにそそのかされたのか、巻き込まれたのか、現段階ではわかりませんが、このような事件は厳しい取り締りが必要ですね。

知花茜（チバナアカネ）容疑者が隠し持っていたトカゲはいくら？

知花茜（チバナアカネ）容疑者は、マツカサトカゲ17匹とアオジタトカゲ2匹をメッシュにくるんで隠し持っていました。

密輸しようとしたトカゲは日本円で最大100万円もの値が付く事もあるといわれています。

世界中を旅していた知花茜（チバナアカネ）容疑者は、このような密輸をしていたのは今回が初めてではないのかもしれません。

知花茜（チバナアカネ）容疑者はこれからどうなる？

個人の違法行為は、最長で10年の懲役刑、または21万オーストラリアドルの罰金を科されるということです。

21万オーストラリアドル(約1650万円)の罰金です。現地ではかなり重い罪になるんですね。

世界を旅していた知花茜（チバナアカネ）容疑者ですが、そのような生活にも終止符が打たれたわけです。

2019年6月にも同様に男性2人が逮捕されていた

2019年6月にも、トカゲの密輸で日本人男性2人が逮捕されていました。

【シドニー=共同】オーストラリア国境警備隊は8日までに、西部のパース国際空港から希少な野生のマツカサトカゲ13匹を不正に国外に持ち出そうとしたとして、51歳と28歳の日本人の男2人を環境保護・生物多様性保全法違反の疑いで逮捕したと発表した。

このトカゲは海外の闇市場で最高1万豪ドル（約75万円）で取引されるといい、国境警備隊は2人は国際的な野生動物密輸組織の一員とみている。2人はそれぞれシンガポールとマレーシアに向かおうとしていた。

5日、エックス線検査で51歳の男のスーツケース内からプラスチック容器に入れられタオルにくるまれた13匹のトカゲが見つかった。いずれも生きていたが餌や水がなく、一部は衰弱していた。

28歳の男のスーツケースからも同様の容器が見つかったほか、携帯電話にマツカサトカゲの写真があり、共犯とみなされた。

オーストラリアで野生動物の密輸は最高で禁錮10年や21万豪ドルの罰金が科される可能性がある。

　（日本経済新聞より引用）

マツカサトカゲなどの希少種は、オーストラリアの法律では厳しく裁かれますが、日本国内で希少種には指定されていません。

だから、オーストラリアを出てしまえば、国内での取引が実質的に自由だといいます。

また、爬虫類はバッグや靴など革製品の原材料としての需要もありますし、ノーリスク・ハイリターンの闇バイトが巷では横行していたのかもしれません。