コストコは何回行けば元とれる?年会費を払っても行きたい人気の秘密とは

会員制スーパーのコストコの年会費は、個人会員で4,400円(税別)です。

しかも、毎年払い続けなくてはならないので、「何回行ったら元がとれるの?」と計算する人もいると思います。

4,400円を12ヶ月で割ると月々366円だね。

主婦ルン

コストコに買い物に行くのに、毎月366円なら、意外と安く感じませんか?

結局、コストコは何回行けば元が取れるの?

コストコの年会費4,400円(税抜)は、実際のところ、年に何回行けば元がとれるのでしょう?

コストコは他の店舗と比べて1割から2割は安いと感じます。
ここでは1割で計算してみましょう。
 コストコ年会費4,400円 ÷ 10% = 44,000円

元をとるためには、最低でも年間44,000円分の買い物をする必要があります。

1か月に換算すると、44,000円 ÷ 12なので、約3,700円です。

月に1度コストコへ行って3,700円以上の買い物をすれば元がとれる計算となります。

3,700円なら、余裕でクリアできる金額ですね。

コストコは単価は安いが支払う金額は大きくなる

コストコで売っている商品は、コストコサイズと言われる大容量のものばかり。

だから、1本あたりや1袋あたりの単価で計算すると安いのですが、大容量なので、支払い金額は大きくなります。

例えば、コストコではクレイジーソルトが2本で1,498円です。

楽天市場では1本980円なので、1本あたりの価格はもちろんコストコの方が安いですよね。

でも、1本あたりの金額は安くなりますが、支払い金額は高くなります。

安く買ってストックしておくか、ママ友と一緒に行って分けるのがコストコの基本です。

年会費を払ってでもコストコに行く価値があるかどうかを決めるには、「もとがとれるかどうか」ではなく、コストコでの買い物を楽しめるかにかかっているのではないでしょうか。

コストコはなぜ人気?

日本で会員制のスーパーはコストコだけです。

「会員制ホールセールクラブ」というビジネスモデルを展開するコストコ。

会員制ホールセールクラブとは

コストコは、厳選された高価値ブランド約4000アイテムを、直接メーカーから買い付け、パレットに積載したまま、天井の高い倉庫店に陳列しています。

大半の商品はコストコサイズ(ホールセールサイズ)と言われるビッグサイズで、カートン単位で販売しています。

商品は、季節商品や、数十万円のワイン、100万円以上のダイヤモンドといった高級品もあります。

このビジネスモデルが、日本の消費者行動を変えたと言われています。

コストコ人気①週末に買いだめ

コストコサイズは大きいので、ストックするのが基本です。

コストコ用に冷凍庫を買ったという人もいるほど。

また、こまめにスーパーに行くのではなく、週末にコストコに親子、兄弟・姉妹、友達などと連れ立って買い物するのも普通になってきました。

イベントのようにコストコへ行っているんですね。

コストコ人気②コストコ情報サイト

コストコ情報を交換するサイトや、本も人気です。

コストコ商品のどれが人気がある、どれがおいしかった、などネットですぐに情報を見ることができます。

▲人気のキッチンペーパーです。

サイトで情報を仕入れてからコストコへ行ったり、会員になったら送られてくるメールでお得情報をチェックしてから買い物に行くんですね。

コストコ人気③ママ友の交流の場

ママ友同士でコストコへ行って買ったものを分け合う人も多いですよね。

平日ならフードコートで話題のお値打ちホットドックを食べることも可能です。(土日はとても混雑します。)

そこで、悩みを語り合ったり、買物情報を交換し合ったり、息抜きになるようです。

コストコ人気④コストコは日帰り遠足みたい

コストコへの買い物は、非日常体験だという人もいます。

週末に、近くの店舗だけではなく、ドライブして遠くの店舗まで行くという人もいます。

コストコでの買い物は、日常のスーパーでの買い物とは違って、宝探しのようなワクワク感があるのかもしれません。

ただの買い物ではなく、アミューズメントとしてコストコに行くというのが、コストコを楽しむコツなのかもしれません。

コストコはなぜ会員制?

スーパーで会費を払って買い物をするなんて、日本ではあまりなじまないようにも思います。

「高速を使って会費を払って、スーパーで買い物をするだけなのに、一体いくら使うの?」

という人もいます。

それには、コストコの基本的な考え方を知る必要があります。

①ディスカウントストアとの差別化

コストコの最大の武器は低価格です。

それだけが混同されると、消費者には、単なるディスカウントストアと混同されてしまいます。

単なるディスカウントではなく、「高価値」であるイメージを持たせるために、「会員制」というシステムがとられています。

②品質保証のための年会費

会員制であれば、会員は何かを期待します。

それが品質保証です。

品質に納得いかない場合、会員はいかなる理由でも返品できます。

しかも、退会も自由です。

実際にアメリカなどでは返品数がすごいのだとか。

それを可能にしているのが会員制というシステムなんですね。

③顧客を選別する発想

会員制ということを別の角度で見れば、顧客を選別するということです。

創業当時は、会員の年収は、平均の1.5倍で、ほとんどは公務員や大企業の従業員だったそうです。

そのような会員が90%近い割合で会員更新をしており、万引きなどのロスも防ぐことができ、会費収入が低マージンを保管して、経営が健全に保たれる効果もあります。

 

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