昔、にがりダイエットというのが流行りましたよね。
あの頃、私もやってみましたが特に効果もなくやめてしまったような気がします。
にがりの主成分もマグネシウムでした。
その時はマグネシウムの働きをあまり知らなかったのですが、「マグネシウムって大事なんだよ!」って整体の先生が教えてくれました。
目次
マグネシウムがぽっこりお腹を解消してくれる理由
マグネシウムは、細胞の中で代謝を促して中性脂肪を減らしてくれるんです。
代謝とは、食べ物からとり入れたブドウ糖を細胞の中でエネルギーに変えることです。
細胞にマグネシウムがたくさんあると、このブドウ糖を次々と取り込んでエネルギーに変換してくれます。
逆にマグネシウムが不足すると、ブドウ糖が余って、中性脂肪となって蓄えられてしまいます。
肥満の原因になるんですね。
さらに、マグネシウムは、すでに溜まった中性脂肪の分解も促します。
だから、何をやっても減らなかったウェストが私はマグネシウムを摂取し始めて3センチ減りました。
他にもあるマグネシウムの効果
マグネシウムで便秘改善
食事からとったマグネシウムは、腸に送られます。
マグネシウムは腸の中で水分を引き寄せていきます。
実は、マグネシウムは水の分子とくっつきやすい性質を持っていて、大腸の中で便の中でどんどん水分を引き込みます。
その水分が周りの便を柔らかくしてて、排便を促してくれるんです。
マグネシウムは美肌効果も期待できる
便秘が改善されると、腸の炎症がおさまり、赤ら顔とかニキビなどのお肌トラブルが治まります。
代謝も良くなってきますから肌の代謝が上がって、肌が美しくなるとも言われています。
また、マグネシウムはお風呂に入れると、肌を整えたり、潤いを与えたりする効果が期待できます。
入浴剤として注目されていて、いろいろな種類のマグネシウム配合の入浴剤が発売されています。
マグネシウムの入浴剤は、ぬるめのお湯に入れて15分ほど浸かるのがオススメです。
マグネシウムで筋肉の柔らかさを保つ
筋肉の動きには、主に2つのミネラルが関わっています。
筋肉を緩めてくれるのがマグネシウムで、一方、筋肉を縮めてくれるのがカルシウムです。
この2つのバランスが取れていると、筋肉がスムーズに動きます。
でも、マグネシウムは汗で失われがちです。
すると、カルシウムの働きが強くなり、筋肉がけいれんして縮んでしまうのです。
これを防止するために、マグネシウム入のドリンクを練習中に飲ませるスポーツチームが多いそうです。
現代ではマグネシウムを補給して、筋肉のしなやかさを保っているんですね。
とても合理的ですよね。
マグネシウムとアンチエイジング
マグネシウムの不足は、血管が硬くなっていくことを進めてしまいます。
マグネシウムが不足すると、血管の中にある血管の壁にある平滑筋という筋肉が縮んでしまうんです。
すると血管が狭くなり、そのまま硬くなる動脈硬化が進みます。
それも大変なことですが、血管が硬くなると、酸素や栄養が行き渡らないため、全身のあらゆる老化が進んでしまうのです。
マグネシウムの1日の摂取量は?
マグネシウム推奨摂取量は次の通りです。
30代~40代男性 370mg
30代~40代女性 290mg
では、食品にどれくらい含まれているのでしょう?
- ほうれん草100gあたり 69mg
- カットわかめ乾燥100gあたり 410mg
- 豆腐100gあたり 130mg
- みそ100gあたり 32mg
- バナナ100gあたり 32mg
- 豆乳100gあたり 25mg
- きなこ100gあたり 260mg
緑の濃い野菜に多く含まれているようです。
サプリメントで摂るのも手っ取り早いですが、食品から意識して摂るのも無理ではなさそうです。
あなたはマグネシウム不足?
マグネシウム不足だと、次のような症状が起こりやすくなります。
次の項目をチェックして、3つ以上当てはまった人は、マグネシウムを積極的に摂るようにしましょう。
・疲れやすい
・日常的に偏頭痛がある
・足がつりやすい
・便秘が続いている
・ストレスをよく感じる
・うつの傾向がある
・お酒をよく飲む
・インスタント食品をよく食べる
マグネシウム生活のまとめ
次のようなことに気をつけて、マグネシウムを意識する生活をしてみました。
- 1日300mgほどマグネシウムを摂るようにする
- 入浴剤にマグネシウム入のものを使う
これだけなのですが、マグネシウムを摂り始めてから、ちょっと元気になっている気がするんです。
特に目立った体重減少などもなく、ダイエットといえるかは微妙ですが、ぽっこりお腹解消と美肌のために、しばらく続けてみたいと思います。
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