発酵あんことは、小豆と米麹を合わせて発酵させた小豆麹のことです。
炊飯器や圧力鍋を使って作ることができます。
女性自身にも次のように特集されていました。
発酵あんこには砂糖が含まれないので、食べてもほとんど血糖値が上がりません。そのうえ、食物繊維が豊富で腸内環境を整える作用があり、美肌効果も期待できます。鉄分や亜鉛も多く含む、女性にはうれしい食品なんです
引用:女性自信
ここでは、発酵あんこの効果効能とレシピをまとめましたので、ぜひ作ってみて下さいね。
発酵あんこの効果効能
発酵あんこの健康や美容にうれしい効果として次のようなものが挙げられます。
- 発酵あんこ100gで20gのタンパク質がとれる
- 便秘解消
- 利尿効果
- 血液をサラサラに
- 疲労回復
- 美肌効果
発酵あんこを100グラム食べれば、1回の食事で摂取したいタンパク質の量(20グラム)をクリアできます。食卓に肉や魚が足りないときに、“おかず”として食べるのもありですね。
引用:女性自信
発酵あんこの体に良い成分
発酵あんこには、いろいろな体に良い成分が含まれています。
サポニン
小豆には外皮にサポニンという成分が含まれています。
豆サポニンには利尿効果と、血液をサラサラにする効果があります。
また、コレステロールを下げる成分も含まれています。
二日酔いの解毒作用もあるので、飲みすぎた翌日にもおすすめです。
食物繊維
発酵あんこには食物繊維も豊富です。
100gあたり17.8gの食物繊維がとれるんです。
食物繊維の摂取目安量が男性で20g、女性で18gですので、100gで1日分摂取できます。
ビタミンB1
小豆にはビタミンB1が豊富です。
糖質の代謝を促進し、披露回復効果も期待できます。
鉄分
小豆には貧血を改善する鉄分も豊富です。
ポリフェノール
抗酸化作用が高いポリフェノールが豊富なので、シワやシミを防いで美肌効果が期待できます。
善玉菌
麹には善玉菌が含まれているので、腸内環境を整えてくれます。
善玉菌と小豆の豊富な食物繊維で便秘解消の効果もあります。
発酵あんこのレシピ
材料
小豆 | 200g |
米麹 | 200g |
アク抜き用の水 | 3カップ |
小豆を炊く用の水 | 4カップ |
お湯(60度) | 2カップ |
塩 | 小さじ1/2 |
米麹はスーパーでも売っていますが、アマゾンや楽天でも購入することができます。
①小豆をサッと水洗いする。
②水洗いをした小豆と600gの水を鍋に入れ、火にかけてアク抜きをする。
沸騰したら5分弱火煮て火を止め、ざるにあげる。
③炊飯器にアク抜きした小豆、水4カップ、塩を加えて玄米モードで炊飯します。
炊きあがったら固さを見ましょう。しっかり柔らかくなっていたら大丈夫です。
④炊きあがったあんこの温度を確認し、55~60度程度になっていたら米麹を手でほぐしながら加えてサッと混ぜます。
⑤炊飯器を保温にして、ふたを開けたままバスタオルをかけます。
そのまま8時間放置します。
炊飯器のフタを開ける理由
炊飯器保温の時は、フタは閉めずに、厚めの濡れフキンやバスタオルを乗せて、8時間(一晩)放置します。
これは、60~64度を保つため。
普通の炊飯器はフタを閉めると73度くらいなので、発酵が進まず、甘くならないんです。
フタを開けておくやり方なら、温度計がなくてもうまくできます。
圧力鍋を使う場合のレシピ
上記と同じ内容で、小豆を炊く時に圧力鍋を使います。
圧力をかけて5分加熱します。
こちらの方が断然加熱時間が短くてすみます。
失敗しないで作るための注意点
アク抜きをちゃんとする
小豆のアク抜きはちゃんとしましょう。
そうでないと仕上がりにえぐみがでます。
小豆が柔らかくする
小豆が柔らかくなるまでしっかり煮ましょう。
そうでないと甘く仕上がりません。
小豆と麹は同量が基本
小豆と麹は同じ分量が基本です。
麹を減らすと甘さが落ちます。
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